みなさんこんにちわ!夏バテしてませんか?こういう時こそがっつり食べて元気出していきましょう。
ということで今回のテーマは前回と関連がある”充填剤”の違いを書いていきたいと思います。
今回もすぐに眠たくなる内容ですが、なんとか我慢してください。
なぜ、前回の接着剤と関連があるかというと、とある時メーカーさんと雑談の中で、
接着剤と充填剤の話題がでて、実は接着剤と充填剤の線引きは業界的にはとくにないんだそうです。
例えばお風呂場で使われるバスコークなんかは接着剤売り場によくありますけど、あれは充填剤とも言えます。
(ゴムのようなぶよぶよした隙間を埋めて、水の侵入を防ぐもの)エポキシ系の接着剤も隙間を埋めて補修する意味では、
充填剤と言えます。
充填剤とは簡単にいうと、隙間などを埋めて水漏れや、雨水や埃の侵入を防ぐための補修剤です。
では、早速、種類の違いを説明していきます。
<アクリル系充填剤>
・水性でやわらかく、はみだしたものは、濡れぞうきんで拭き取れます。
・硬化後は、塗料の上塗りができます。
・肉やせします。
・室内壁のひび割れ、柱と壁の隙間などに使用します。
<変成シリコン系充填剤>
・空気中の水分と反応して硬化する湿気硬化するタイプです。
・耐水性、耐候性、耐久性がいいです。
・硬化後はゴム状です。
・塗料の上塗りができます。水性塗料は硬化後1時間〜3日以内に、油性塗料は1日〜3日以内に塗って下さい。
・外壁、サッシ廻りに使われます。
<シリコン系充填剤>
・変成シリコンと違って上塗りができません。
・上塗りができないこと意外は上記と同じです。
補足 充填する場所の材質によっては、変成シリコンが良い場合があります。
変成シリコンを充填するときは必ずプライマーという
接着剤の役割をするものを塗ってから変成シリコンを充填してください。
またプライマーを塗ってしばらく経ってから塗ったプライマー
を指で触って少し指にくっつく状態から変成シリコンを充填してください。
プライマーが完全に乾いた状態であれば再度プライマーを塗って
ください。
<エポキシ系充填剤>
・同量の主剤と硬化剤を混ぜると、化学反応で硬化します。
・肉やせしません。
・水中型(水中ボンド)は水中でも硬化しますが、使われるのは主に湿潤面で、耐水性に優れてます。
<合成ゴム系充填剤>
・硬化後弾力性があります。
・耐水性、耐候性、耐久性があります。
・金属に対する接着性がいいです。
・肉やせします。
代表的なものは以上になりますので、特徴を覚えていれば、少しは選ぶ際に役立つと思います。
充填剤のおいてある売り場にバックアップ材と呼ばれている商材もおいてあると思いますが、どのように使うかというと、
隙間が深い、もしくは、広い場合このバックアップ材と呼ばれる発砲スチロール材を隙間に埋め込みその上から、
充填材を流し込みます。バックアップ材とはこのようなものです。
あと充填材を使うのに、コーキングガンと呼ばれるものがあります。これは絶対必要なので、購入してください。
これがコーキングガンなんですが、ガンの後ろがわにJ型の金具が見えると思いますが、
これを引っ張って充填材をはめ込み充填材の先をはさみなどでカットして、トリガーをひくと充填材が出てくる仕組みです。
もし充填材があまったら、カットした先をキャップなどで塞げば再度使用可能ですが、できるかぎり早く使い切らないと硬化しますので、
注意してください。キャップも売っていますので、購入をおすすめします。
充填材を購入する際は毎回言ってますが、パッケージをよく確認してください。
今回も眠たいのを我慢して最後まで読んで頂きありがとうございます。
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