みなさんこんにちわ!!今日から立春。
実際めっちゃ寒いですけど、”春”と言葉を聞くだけで気持ちが嬉しくなるのは自分だけでしょうか?
それはともかく今回は両面テープです。
実は最近、店で両面テープを使う機会がたまたま多くて、ちょっと苦労してたんです。
せっかくくっつけたのに
次の日には、剥がれ落ちてるやん。
もう!!という日がちょっと続きましたので、
両面テープの使い方を間違えると役に立たないことが改めて思いました。
そこで、今回知ってるようでイマイチ分かっていない”両面テープ”がテーマです。
<まずはじめに>
両面テープはどんなものでもいいという訳ではないです。
以前ブログでも書きました接着剤同様、用途に応じた両面テープを使わないと次の日には、
剥がれ落ちてるやんって具合になります。
また、貼る箇所は埃や汚れ、油分をよく拭き取ってから貼らないと
粘着力が半減してすぐ剥がれたりしますので、必ず拭き取って下さい。
接着面が凸凹であったり、ザラザラしているところは接着力が弱まりますので、
できるだけサンドペーパー等で平にすることが望ましいです。
<種類、機能>
◎一般用両面テープ・・・紙、木、プラスチック、金属プレートの固定に使います。
◎スポンジタイプ・・・スポンジの台紙で厚みがあるタイプです。
屋内外に使えます。用途も隙間を防ぐ隙間テープや、小物固定するためのものなど、
用途に合ったものを選んでください。
◎ 強力タイプ・・・台紙がウレタンフォーム、ブチルゴム、アクリルフォームなどで、
アクリルフォームを使ってるいるタイプは、耐候性、振動、熱に強い特徴があります。
ブチルは気密性、耐候性に強いです。ウレタンフォームは熱に強いです。
◎ 透明タイプ・・・ポリプロピレンフィルムが使われていて透明フィルムの接着やガラス面などの接着などに使われます。
◎ プラスチックタイプ・・・軟質塩ビフィルムの接着に使われます。合羽等。
◎ゴムタイプ・・・接着しにくいゴム素材の接着に用います。
◎多様途・・・ 接着しにくいポリプロピレンやポリエチレンなどほとんどの素材でくっつきます。
以上が代表的な両面テープですが、接着剤同様、非常に細分化され様々な両面テープが出ています。
<両面テープの選び方のポイント>
上記の特徴を特に覚えていなくても、
各メーカーさんは粗面用、車用、プラスチック等、用途別に書かれているので、
自分に必要なものを選べば良いかと思います。8割がた一般用で事が足りるのですが、
外回りや水回りなどの環境やくっつきにくい素材の場合はよくよく用途を選ばないときっちりくっつかないことがあります。
<失敗談>
今回、私が失敗したのは、なんちゃって壁面緑化の作成の時、
環境は外、壁は漆喰という状態で、上記でいう強力型のブチルタイプを使ったのですが、
耐候性があり、木やプラスチックなどにもつくため使ったのですが、
問題として、漆喰と相性が良くない。漆喰壁が凸凹している点。気温が低い。
この3要素がダメでした。粘着テープは気温が低いと接着力が落ちてしまいますので、つきが悪いのです。
そういった場合ドライヤーなど熱を加えることで、接着力が戻ります。
結局、前回のブログの内容のようになりました。
もう一つの失敗が室内で壁面がビニールクロス(塩化ビニール)で、
そこに金物が使われた商品を貼付ける際に多様途テープを使ったが取れてしまいました。
多様途両面テープはすぐに本来の接着力を発揮出来るものではないんです。
接着して接着したものをしっかり固定して、約1日(冬時期)経たないと取れてしまう可能性が高いのです。
多様途は素材はあまり選びませんが、注意書きを良く読んで使わないと失敗します。
知ってはいても固定も出来ない場所なので失敗しました。後に塩ビ用両面テープで成功しました。
余談ですけど、ホームセンター時代に不良品として多様途両面テープを持ってこられるお客様は何人かはいらっしゃいましたが
、理由が全て”すぐ剥がれてくっつかない”というものでした。
商品交換しましたが、不良でもなんでもなく使い方をお客様が知らなかったことと私たちホームセンター店員が説明をしなかったことが悪かったのです。
接着剤にしろ両面テープにしろ何でもそうですが、
面倒くさいので説明書きを読まなかったために失敗するのはもったいないことです。
私のように知っていて失敗するのは論外ですけど・・
あと、説明書きを読んでいないために不良品として取り扱ってもらえない場合があります。
メーカー側からすれば、極端な話、ちゃんと説明を書いてるのに読まずして失敗するのは自己責任ですよということがあります。
最近は特にこういった説明書きは重要になってきていますので、きちんと読んで、やってみて、それでも分からない場合のためのカスタマーサポートの電話番号が載っているんですね。ですんでみなさんも必ず面倒でも読んでくださいね。
今回もありがとうございます。