さびうえ

みなさんこんにちわ!!たまたまCMを何気に見ていたら「え!!」って思ったのが
アサヒペンのCM。錆びの上から塗れる塗料??

今までの常識を覆す塗料ですね。錆びはきっちり取ってから塗料を塗るというのが常識でした。なぜなら、
錆びの上から塗料を塗っても錆びが進行すると塗った塗料が剥がれるからです。

でも、これは嬉しいです。あの面倒な錆び落として、さび止め塗料塗って、その上から塗料を塗るという3段階の手間が1回で済むので
楽ですね。
塗料の進化も凄いものです。

<錆びを落とさないで大丈夫?っていう疑問>

●サビの上から直接塗れる、トタン用の高光沢塗料です。
●1回塗りで仕上がりますので作業性が抜群です。
●特殊強化防錆剤がサビの進行を抑え、長期間素材をサビから保護します。
●特殊アクリル樹脂の採用で耐候性が良好です。

ポイント 特殊強力防錆剤の配合により、サビの上から直接塗れ、耐候性に優れた高性能塗料。酸性雨・酸性雪・塩害に強い。特殊強力防錆剤配合

(アサヒペンHPより)

アサヒペンさんが言っているところで赤字にした”進行を抑え”がポイントです。1回塗ってしまったら塗り直し不要ではない
けれども一般的な市販されているトタン用塗料よりかは長持ちしますよって意味です。
防錆剤の効果が薄くなってくるとサビの進行が始まって塗料が剥がれてくるので塗り直しが必要という事です。

それでも、塗りなおす期間が長くなるのは画期的です。

<錆びのメカニズム>
錆びは人間でいうところの虫歯みたいなもので、取り除かないと治らないように取り除かないといけません。
そこで、錆びはどのように発生するかといいますと
ここでは難しい事は書いても私も分かりずらいので簡単に言います。
鉄は空気や水に触れると化学反応を起こしてイオン化します。
そのイオンが大気などに溶けて、残された電子が腐食電流として錆びを促進させます。

この説明でも分からないと思いますが、要は鉄が空気に触れると錆びるということです。

でも、この商品は酸性雨、酸性雪、塩害に強いということで、錆びを促進させる外的要因にも強いという事ですね。

<ちょっと思った事>
こんなに素晴らしい塗料なら、錆びる以前に塗ってしまえば相当長持ちするんではないでしょうか。
錆びが残った状態だといくらこの塗料を塗ったとして塗りなおす時には錆びが以前塗った状態よりも
進んでいるという事なので、いずれは朽ち果てます(相当時間はかかると思いますが)

写真の商品はトタン用ですが、
さび
鉄部用もありますので、こちらのほうが使用頻度は高いですね。

<錆びを止めるイメージ>
さびいめ
(アサヒペンHPより)

特殊塗膜が錆びになる外的要因から守っているので錆びの進行を遅らせることが出来るんですね。

<使い方>
こちらの商品は油性なので、塗りにくい場合はペイント薄め液で少し薄めてから塗って下さい。
絵具を水で溶かして塗る要領で行って頂ければと思います。

やっぱり古い塗膜は当然ですが、剥がす作業は必要なんですね。

個人的な要望ですが、錆びの上から直接塗れる水性塗料が出来たら、爆発的に広がりそうです。
相当難しい要望ですね。

GWなんかにやってみてはいかがですか?
今回もありがあとうございます。

アサヒペンさんはこちら

投稿者 uisin

元ホームセンター店員です。今は大阪は天下茶屋で雑貨屋をやっております。 ホームセンターでの知識を役立てたいと思いブログをさせて頂いております。 いつでも質問を受け付けてますので、お気軽にご利用してくださいね。

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