バーゲンもはじまり、海開きもそろそろ全国的に始まるシーズンですね。
いよいよ夏本番です。学生さんや社会人の方も夏休み、お盆休みと帰省される方、
海外へ行かれる方が多く気持ちも普段よりウキウキしますよね。
そこで、ちょっと待って下さい。今回のテーマは空き巣の防犯対策です。
警視庁の資料によりますと、平成24年度の都内の空き巣の被害件数は3473件で前年より91件増加しているとの事です。
<泥棒は必ず下見をしている>
必ず、どの家が狙いやすいかというのを綿密に下見してます。
私もホームセンター在籍中にとある地区一体が狙われて、
バイクや自転車や空き巣に入られたというお客様が続出した事が度々ありました。
特にお盆休みの時とお正月の時が多かった事を記憶しています。
また、泥棒は、スーツ姿や作業着など、普通に他の人にみられてもおかしくない姿でしているので、心に止めておいて下さい。
<泥棒の侵入経路>
空き巣の犯行時間はわずか10分もあれば、完了するそうです。
窓ガラス(ベランダ含む)からはなんと70%
表出入り口は30%と圧倒的に窓からの侵入が多いです。
また、マンションの高層階では、無施錠の方も意外と多くそこから侵入されるケースも多いようです。
家を空けるときは、必ず施錠すると言う事は心がけましょう。ごみを捨てる時や新聞等を取りにいくときでも必ず閉めましょう。
<ドアの防犯>
上記の図の4点は確実に対策を行いましょう。
1 :ドア錠はピッキング(鍵穴から特殊な工具を使って、鍵を開錠する事)に強い錠に変更できるのであれば、して下さい。
『よく使われている鍵でデインプルキーというんですが、ピッキングに強いとされてきましたが、
今は特殊なデインプルキーを除いて、合鍵専門店にいくと、合鍵が作れてしまいますので、安全とはいいがたいです。』
そこで、錠は取り替えは出来ないという方がかなり多いかと思いますので、
現状の鍵プラス工具不要穴あけ不要のこういった商品もありますので、
こういった商品を取り付け鍵を開けるのに時間がかかるようにしましょう。
泥棒は時間がかかる事を嫌います。
(こちらの商品はドアの形状によっては取り付けられない場合もありますので、必ず説明書きを確認してください)
もし、ついていないんであれば、つけてもらった方がいいです。
無理であれば上記のような工具不要穴あけ不要の市販タイプの商品をつけてください。
3 :丈夫なドアなんですが、ピッキングだけでなくバールでこじ開ける荒技もありますので、
変えて頂くのがいいと思いますが無理な場合はこれ
防犯プレートです。これをつける事でバールのこじ開け対策になります。
これは図4のガードプレートになります。
また、マンションの扉にはよく中から外を確認するのぞき穴があると思いますが、
ここも狙われやすいんです。とある番組でもしていましたが、ある道具を使うと外から中が丸見えになるんです。
そこで、留守だと狙われますので、見られないようにこういった商品があります。
これをつける事で中を見られる心配はありません。
先ほども書きましたように窓からの侵入が圧倒的に多いのでまずは、防犯フィルムを貼りましょう
補助錠も上下必ずつけてください。あとクレセント錠のすぐそばに窓が開くと音がうるさく鳴るブザーもつけましょう。
<その他の防犯用品>
センサーライト :人が通るとセンサーが反応して点灯するライトです。
センサーライトも数年前までは、ハロゲン球タイプが主流でしたが、最近ではLEDタイプが主流となってます。
また、種類も大きく分けると4種類ありまして、ソーラー式、コンセント式、乾電池式、充電式とあります。
ソーラー式は経済的ですが、天候に左右されやすく日照時間が短い場合だと力を発揮出来ない時があります。
コンセント式は屋外にコンセントプラグがない場合は室内から延長コードを延ばしてつけるしかありません。
充電式、乾電池式は、電池をかえたり、充電しないといけないので、手間がかかりますが、
場所を問わないのが魅力です。センサーライトは防雨タイプですが、直接雨がかかるところには設置しないほうが、故障も少なく長持ちします。
価格も様々で高いものは色々コンピュター制御のもであったり機能が豊富ですが、
一番ベーシックなタイプで十分だと思います。多機能は本当に細かな設定とかできるので、必要な方はそちらをお選びください。
防犯砂利
:庭があるお家にはこれをひき、
その上を歩くとキュキュと高い音が鳴り侵入者がきた場合、
音でわかりやすくした砂利です。
ホームセンターでは、よくこういったものも置いてますので、
実際踏んでみて音をためしてみてください。防草にも役立ちます。
<その他注意点>
泥棒に留守であることを出来るだけ悟られない様に長期家を空ける場合は
新聞をその間だけストップするなどして見るからに留守してますと言う事を分からせないようにしましょう。
以上で簡単ですが防犯対策商品を案内しました。
案内したのはごく1部です。その他にもかなり種類はございますので、
自分に合った防犯グッズを選んで、良い夏休みにしましょう。ありがとうございます。
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