東日本大震災が起きて2年半がすぎました。
みなさんもご存知の通り、未だに復興が進まず、不便を強いられてる方々が多いです。
本当に改めましてお見舞い申し上げます。他人事ではございませんし、絶対風化させてはいけません。
9月1日は防災の日でもあり、せめて、1年に1回は防災について考えたいと思います。
余談ですが、私は大阪在住ですので、最近ではよく南海トラフ地震については、気になるところです。もし、発生すればと考えると本当に怖くなってきます。
阪神淡路大震災の時私は学生でした。親戚が、兵庫県の塚口という所で住んでまして、家は半壊状態でいつ壊れてもおかしくない状況を今でも覚えています。
震災グッズが売っている場所としてすぐ思いつくのがやはり、ホームセンターだと思います。
色々グッズはあるので、全て揃えるのにこしたことはないのですが、
持ち運ぶことを考えるとかなりの重量になるので、まずは、避難するためのグッズ、
つまり、普段から持ち歩けて生き残るためのグッズを揃えましょう。
専門家がおっしゃるには、次のものを用意するようにとのことです。
1笛、ブザー 2ヘッドライトもしくは懐中電灯 3携帯トイレ 4マスク 5ポリ袋
1はまず、自分を見つけてもらう道具です。
2は当然電気は遮断で真っ暗になります。
3はトイレはどこにもないです。
4は建物倒壊などで、埃が舞います。
5は防寒着、水の確保用、手袋がわり、トイレがわりと何にでも使えます。
阪神大震災の亡くなった方の8割は家具の転倒などによって下敷きになったとのことです。
ですので、まずは、家具やテレビなど倒れないように予防する事が最優先になります。
転倒防止突っ張り棒。ネジを使わない壁面と家具をしっかり固定するガムロックT
というジェル吸盤の商品とタンスなどの下に入れて家具が倒れてこないようにする
転倒防止マット。この3点はきちんとやっておきましょう。
こちらはTV用耐震マットです。ジェルマットになってまして、TV底面に取り付けるだけで、転倒防止に役立ちます。
転倒防止突っ張り棒の設置する際の注意点なんですが、まず天井裏の構造を見て下さい
こういうふうに桟(細い木)のところに当たるように設置しないと転倒防止突っ張り棒をつけても全く意味がないです。地震が来た時に突っ張り棒そのものがはずれてしまいます。でも、どうやって桟を見つけたらいいのという疑問が出ると思いますが、こういう道具があります。
こういった下地探しというのが、工具売り場の測定用品のところにあるかと思います。
仕組みは針を天井にさして、桟があるかどうかを確認します。
次に避難してからの生活のグッズですが、水、非常食、携帯トイレ、ヘルメット、
救急キット・常備薬、小銭、充電器(ラジオ付きで手回し出来るタイプやソーラー充電器)筆記具、手袋、などでしょうか。
小銭は公衆電話の方が災害時にはつながりやすいとのことです。
女性では、生理用品も必ず用意した方がいいでしょう。
救助や物資が来るまで、かなりの時間がかかると思われますので、
ここに書いた用品はみなさんも当然用意されていると思いますが、
再度チェックをしておいてください。また、衛生面が確保されないので、
携帯トイレや救急キット、生理用品は必ず用意した方がいいです。
余談ですが、ヘルメットは今折りたたみ式のものがあります。
これでしたら、かさばらないので持ち運びに便利です。
あと防災対策について非常にいいサイトがありましたので、リンクをつけておきます。
こちらのサイトはページをプリントアウトすれば持ち歩ける地震対策ノートとなっておりますので、
こういった何も起こっていない時に準備していただけたらと思います。
(必ず目を通して置いて下さい。非常にわかりやすく説明されております。)
前回、今回と自然災害について書きましたが、
自分達は常に災害と隣り合わせで生きているということを忘れず、
普通に生活できているのが、普通ではないということを覚えておかなければならないと今回のテーマを通じて自分自身思いました。
みなさんも忘れずにいてくれればと思います。
また、防災用品の全てを紹介はしていませんが、必要最低限なものは、みなさんそれぞれ用意して頂く様お願い致します。
今回もありがとうございます。