みなさんこんにちわ!!暖かいですね。丁度今、季節を先取りしたおじさんが半袖で自転車を軽快に漕いで走っていきました。
元気ですね。見習わないと。丁度今、眠気に襲われながらも気合を入れて今回も頑張ってまいります。
気候も暖かくなってきて、木材を使っていろいろ作ってみたくなります。ホームセンターには、様々な木材がありどれを使えばいいのか
迷われれると思います。そこで、初心者の方でも使いやすいのをピックアップしておススメさせて頂こうと思います。
一番使いやすい木材はダントツ「SPF」と呼ばれる木材です。
SPFとは●S・・・SPruce(スプルース)トウヒ●P・・・Pine(パイン)松●Fir(ファー)もみ の頭文字をとってSPFといいます。
特徴としては、柔らかく加工がしやすいので、室内用の棚やテーブルなど様々なものに使われます。
これは当店の陳列棚ですが、これもSPFを使って作成致しました。
しかしながらSPFにも弱点があります。
●耐水性が弱いので屋外などで使う場合は必ず塗料やニスなどを塗って下さい。
●反りや割れが起きやすいことです。
このようにみると反っている事が分かると思います。
SPFに限らずなんですが、素地の木材は呼吸をしている。
つまり空気中の水分を吸ったり吐いたり
しているので木材が膨張したり収縮したりします。
時間が経つにつれ反ってきます。しかしこの呼吸のおかげで、室内の適度な湿度調整をしてくれている
のです。
ところでまず、木材を選ぶ際はこの写真のように木材の断面(木口といいます。)から木材全体をみると反っているかどうかが見て分かります。
このようにみると明らかに反っているかどうか分かりますね。最初に買う時はこういう反った木材ではなく真っ直ぐな木材を選びます。
そうすることで綺麗に棚などを作る事ができます。もう一つのポイントは節が少ない木材を選んだほうがビスを打ちやすいです。
これが、節です。ここはものすごく固く、ここにビスを打ち込んだりすると割れたりしますので、できるだけ少ないものを選びます。
SPFのサイズは1×4、2×4などとなってますが、これは木口のさいずです。
1×4は19mm×89mm 2×4は38×89mm です。
またよく6Fの表示も目にしますが、6フィートの意味で1フィート約30CMなので、
6フィートは約180cmという木材の長さが分かります。
後、使いやすい木材は杉やアガチスと呼ばれるものです。
杉は非常に柔らかく加工がしやすくアガチスは杉ほど柔らかくはないですが、
加工がしやすいです。
家具などにはパイン集成材も良く使われたりもします。反りも少なく見た目も綺麗です。
ちなみに集成材とは角材や板材を継ぎ合せた木材で、反りが少なく強度もあります。
あとよく使われるのが、合板と呼ばれる約900mm×1800mmの1枚の板です。
その中で使いやすいのが、針葉樹合板や構造用合板です。以前はラワン合板も良く使われていたんですが、ラワンが供給量が
減ってきたので、最近ではあまり使われないようになってきました。
針葉樹は柔らかく加工もしやすく安価であるためよく使われます。節がものすごく多いのですがそれが、模様となって使われる事が最近は多いです。
構造用合板は非常に色々な場所で使えますので非常に便利な合板です。
ちなみに構造用合板は総称なので、一般にはラワン合板やコンパネと呼ばれるものです。
同じく加工がしやすいのが特徴です。
また、合板とは、薄くむいた単板を複数枚貼り合わせた板をいいます。強度があります。
これは、豆知識になりますが、この合板の大きさをサブロク板ともいいます。3尺×6尺の略称です。
上記の合板は室内で使われますので、外で例えば看板などの作成に使うのであれば、パネコート
と呼ばれる片面が塗装されている合板を使われることをおススメ致します。
まだまだ、その他種類が多々あるのですが、上記の種類を最低限押させていれば、ほとんどの家具等を作成できますので、覚えておいて損はないです。
あ、忘れてたことがありました。
これも豆知識ですが合板でF4やF3など合板の側面に☆マークが印字されているんですが、これはホルムアルデヒド量の割合を示しています。
F4が一番少ないです。つまり☆が4つあれば、ホルムアルデヒド含有量が少ないと思って頂ければいいです。
次に合板の耐水性でT1、T2.・・などの表記もあるんですが、これはタイプ1、タイプ2の意味で、T1>T2>T3の順で耐水性があるということです。
今回もありがとうございます。
[…] 以前 木材の種類 という項目でSPFや合板については書きましたので、そこで書かれていない木材について書いていきます。 […]