みなさんこんにちわ!!大阪ではほぼ、桜の花も散り、あと2週間もすればGWです。新入生や新入社員の方も少しは新しい環境になれてきたころかもしれませんね。
あと、少しで楽しい楽しいGW。もう少し踏ん張って下さい。
さて、今回もまたまた、前回に引き続き栽培シリーズです。当店ではミニバラ栽培キットも扱っているんですが、お客様から、ミニバラの育て方を後日分からなかったら
聞きにくるわーと言われまして、これはしっかり私も勉強しておかなければということでこのテーマになりました。
<種まき>
発芽適温20℃前後。
ポットにバラの培養土を入れて培養土全体に水をいきわたらせるようにして水を撒きます。
1cmほどの穴をあけて、穴1つに対して1つの種を植えこみします。
1ポットに対して4~5粒ほど撒きます。沢山まきすぎないようにしてください。
そして、土を被せてください。
<発芽までの管理>
発芽するまでは、土の表面を乾かさないようにします。
直射日光を避けて、明るい場所で管理します。
発芽までは、3カ月ぐらい環境によっては、かかる場合があります。
発芽までと生育初期の水やりは土を掘り起こさないように注意してください。
発芽した苗は水枯れに注意してください。すぐ干からびてしまいます。
<育て方>
バラは非常に日光を好み肥料もたくさん必要です。ポットだと小さいので、出来る限り根を傷めないように
土を払わないで、15cmほどの鉢に植え替えましょう。
そしてたっぷりと水を与えて下さい。
花が咲くと水切れと肥料切れに注意します。
液肥は必ず毎日して頂くのと土が乾燥していたら、たっぷりと1日1回~2回
朝、夕にあげて下さい。(春、夏)(冬場なら2日に1回土が乾燥していたら比較的暖かい時間帯にあげます。)
咲き終わった花がらはこまめに摘み取って下さい。
そうすることで新しい花がつきやすくなります。
<冬場>
ミニバラを外へ出して寒さに当てます。日の当たる場所へ移し葉が落ちて枝だけになっても、土がカラカラに乾かない程度に水を与えます。そして、バラ用の固形肥料を2月ごろにまいておきます。
1~2月ごろに花芽を残しながら全体の三分の一程度をカットします。(葉が褐色してるものや、枯れている枝、細い枝など)
(冬の休眠期間)
バラは日照時間も少なく温度も低い冬には葉が落ち、花も咲きません。この時期を一般的に休眠と言いミニバラはこの休眠時期に根を生長させて、来春の花を咲かせる準備をします。
<病気>
黒点病・・・梅雨時期や秋雨時期に多くかかることがあります。症状は葉に黒い斑点ができ、最終的に葉が
黄色くなって落ちます。発見したら葉は取り除きます。
原因としては、土中にいる黒点病の菌が長雨による
水の跳ね返りや雨水が葉に付着して病気を引き起こします。
対処・・・葉っぱを除去した後再発防止に薬を撒きます。
雨が直接当たらない場所で飼育する。(ベランダ、軒下等)
うどんこ病・・・・うどん粉のような白い粉みたいなのが、新芽や葉っぱにつく病気です。これはカビの一種
なので、病気のかかった葉や芽は摘み取ります。
上記の写真にあるような薬剤を3日おきに3~4回撒きます。
<害虫>
アブラムシ、ハバチ、ハダニ・・・・・手で取る、もしくは薬剤散布して駆除しますが、虫も薬に対抗性をもつので、散布するたびに
薬剤を変えるほうがいいです。(オルトラン、スミチオンなど)
便利なものも最近はあります。
バラは水、日光、肥料をよく消費することを念頭に置いて育てていただいて、うどんこ病に気をつけていただければ
難しいといわれますが、比較的育てやすい植物です。
これを参考にぜひチャレンジしてみて下さい。
最後にCentral Roseさんのページは詳しくミニバラの育て方が書いてありますので、ぜひこちらも参考にしてください。
今回もありがとうございます。